【5/7(日)】聖徳太子1400年御遠忌神仏習合法要を執り行いました
令和5年5月7日(日)に、聖徳太子1400年悠久の近江魅力再発見委員会委員の主催により、太子ゆかりの11社寺が参列し、日本で古来から信仰されてきた神道と聖徳太子が広めた仏教を融合した神仏習合の法要を太郎坊宮参集殿神殿にて執り行いました。
この行事に際し、小椋委員長は「地域に色濃く残る様々な太子の伝承や物語を東近江地域の素晴らしい資源として一層磨き上げ、発信し、次世代へ引き継いでいきたい。法要に際し、改めて太子の和の精神を大切にし、世界の平和と安寧、地域経済の発展、そして事業の成就を願う。」と述べました。
また、特別行事として同じく太郎坊宮参集殿の1階広間にて、聖徳太子ゆかりの東近江地域11社寺の御砂踏み(※)、各社寺宝の特別拝観、特別御朱印の授与を行い、約150名の来訪者がありました。併せて、参列者及び来訪者に向け、各社寺関係者による社寺宝の解説を行いました。
※御砂踏み
「御砂踏み」とは、霊場巡りにおいて様々な事情で現地への巡礼の旅ができない方のために江戸時代に考えられたもの。各霊場のご本尊様の写し仏などをお祀りし、持ち帰った境内のお砂を踏みながら礼拝することで、霊場を巡ったことと同じ功徳をいただけると考えられてきました。