ちょうめいじ
長命寺
あの石段を登り切ると長生きできるんだって。
今から2000年ほど前に武内宿禰さんがこの長命寺山に来られた際に、柳の木に長寿を祈り300年の齢を得られたそうなんです。

後に、聖徳太子さんがこの地に来たときに、夢で武内宿禰さんより観音さまを彫れというお告げを聞かれて、柳の木で観音さまを彫ったのが長命寺のはじまりとされています。

聖徳太子が御本尊を刻み、長命寺と名づけられた「寿命長遠」のご利益がある寺。

808段の石段を登りきると、古の風格ある本堂や三重塔が建ち並び、境内からは雄大な琵琶湖を一望することができる。

 

 

【基本情報】

住所:近江八幡市長命寺町157

電話番号:0748-33-0031

料金:無料

拝観時間:8:00~17:00(入山は16:40まで)

 

 

 

長命寺山の標高約250mの山腹にある長命寺。琵琶湖の近くから808段の石段を登ると美しい境内にたどり着く。

 

 

門の手前にある、聖徳太子が礼拝したと言われている石。

 

 

六処権現影向石。今から2000年ほど前に武内宿禰が長命寺山に来られた際にこの聖地において祈願され、300歳以上の長寿を全うしたと言われている。

 

 

本堂には聖徳太子が彫った秘仏の千手観音像が祀られている。

 

 

境内から見える雄大な琵琶湖が見える。聖徳太子も眺めたであろう絶景。

御朱印情報
当寺御本尊の千手観世音菩薩は「武内宿禰が『寿命長遠諸願成就』の願文を彫った柳の木を使って、聖徳太子が刻まれた」と伝わっております。この伝説に則り、当寺御本尊の御宝印は柳の木と観音様の種字(梵字)を組み合わせた意匠となっています。柳の木は水場の近くに生育し、強靭かつしなやかな根を張る非常に生命力の強い樹木です。現在当山境内に柳の木はありませんが、山麓琵琶湖畔には幾本か生育しています。此度の近江聖徳太子霊蹟創始にあたり、参詣者各位の御健康と全世界の調和を祈念し、生命力にあふれる柳の木と「和を以て貴しと為す」の文言を組み合わせた意匠を宝印といたしました。

【近江聖徳太子霊跡御朱印】
開催期間:令和3年10月1日(金)から令和5年12月まで
料金:朱印料300円
アクセス
近江八幡市長命寺町157
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