りゅうおうかんのんぜんじ
竜王観音禅寺
聖徳太子が彫った十一面観音があるらしい!?
このお寺の御本尊さまは、聖徳太子さんが一刀三礼で彫られた十一面観音像です。
戦の兵火で全山が焼け落ちても、そのたびにこの観音さまだけは焼け残り、それ以来、ご利益があると大切にされてきました。
吉田叡禮 住職

聖徳太子ご親作の十一面観音は、戦乱の兵火にも焼かれず、火難水難や争いをしりぞけ、厄除け、人間関係改善、交通安全などのご利益がある。
竜王八景の一つ「牟礼の橋立」が境内から一望できる。

 

 

【基本情報】

住所:蒲生郡竜王町小口848

電話番号:0748-58-0217

料金:拝観無料。坐禅500円、瞑想指導2000円。

拝観時間:9:00 〜17:00

 

 

 

聖徳太子ご親作の秘仏の十一面観音像が祀られている厨子。令和5年2月2日に御開帳予定。

 

 

他に作例がなく、美術史学的にも非常に珍しい異形の聖徳太子像。

 

 

本堂には他にも大日如来、十二支仏などの仏像も祀られている。

 

 

本堂から眺めるお庭。観音禅寺では定期的に坐禅会なども開催している。

 

 

境内にある想ひの竹。

 

御朱印情報
①紙色:大自然を思わせる落ち着いた緑色。 二市二町のうち竜王町のイメージカラーとなっています。
②御宝印:11社寺共通して徳太子が制定した『十七条憲法』の第一条冒頭「以和為貴」の四文字を記しています。当寺の御宝印はそれを竜王町の竜王伝説に基づいて龍が取り巻いています。
③右肩には『十七條憲法』の第二条の冒頭に記された「篤く三宝を敬え」を書しました。
④聖徳太子御影:竜王観音禅寺の本堂内陣に祀られている他に類を見ない極めて珍しい聖徳太子坐像を特殊技術でトレースして印鑑にしました。右下に紫色で捺してあります。なんだかちょっと、かわいいです。
⑥尊名「豊聡耳尊」:「トヨトミミノミコト」と読みます。聖徳太子は多くの人々の話を一度に聞き分けたことから、このように呼ばれていました。聖徳太子には多くの呼び名がありますが、これが最も古く太子在世当時の尊称と考えられます。
⑦「一千四百年御遠諱」と記された印を左上に捺します。このときだけの記念となるでしょう。
⑧11社寺共通の「近江聖徳太子霊跡」の印を右肩に捺しています。

【近江聖徳太子霊跡御朱印】
開催期間:令和3年10月1日(金)から令和5年12月まで
料金:朱印料300円
アクセス
蒲生郡竜王町小口848
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