いちがみじんじゃ
市神神社
市を開いて商売をする基盤を作ったのも聖徳太子!?
聖徳太子さんが瓦屋禅寺で大阪の四天王寺の瓦を焼くために土を掘り、できた溜池に人が集まってきたので市場を開いたらどうですか?と、市場を開かれたんです。

その時に彫られたえびすさんが、ここの市神神社の御神体として祀られていると言われてます。
ただ御神体のため、拝見することができません。私も含め誰も実物をみたことがないため、どのようなお姿をされているかはわからないんです。

「市宮(いちみや)さん、市宮ゑびす」の名で親しまれている市神神社は、古文書「八日市場市神之略本記」によれば、今から約1400年前に聖徳太子が自ら刻まれた事代主命(コトシロヌシノミコト)すなわちゑびす大神の御神像をお祀りし、又1000年余の昔、陰陽師で名声を博し、今も語り継がれている安部清明公のご縁を頂いているお宮さんで商売繁盛の神として信仰を集めている。

 

 

【基本情報】

住所:東近江市八日市本町15-4

電話番号:0748-22-0819

料金:拝観料無料

拝観時間:境内への立ち入りは終日可。本殿、社務所に安置してある額田王像、500体余の恵比須、大黒像は宮司在社の時のみ可。

 

 

 

境内の聖徳太子像。

 

 

拝殿には約1400年前に聖徳太子が自ら刻まれたといわれているゑびす大神の御神像が祀られている。

 

 

紡績会社の社長から受け継いだ聖徳太子像。

 

 

こちらも市内の人より受け継いだ聖徳太子像。聖徳太子とゆかりのある神社として、市内の方が大切にしてこられた像を保管している。

 

 

市神神社では、聖徳太子像だけでなく、地域の方よりえびす像、大黒像も受け継ぎ大事に保管している。
その数は500体におよぶ。
昔は家を建てた人が、余った木材で自分で大黒さんやえびすさんを彫刻していたそうで、顔も体型もみんな個性的。

御朱印情報
聖徳太子ゆかりの11社寺で近江聖徳太子霊跡御朱印の授与を開始します。御朱印紙の色はそれぞれの市町毎で分かれており、色とりどりの御朱印を集めていただけます。御朱印の中央には「和をもって貴しとなす」を意味するそれぞれの社寺独自の印が押され、右上には「近江聖徳太子霊跡」の共通印が押されます。

開催期間:令和3年10月1日(金)から令和5年12月まで
料金:朱印料300円
アクセス
東近江市八日市本町15-4
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